HTML5 GamePad APIについて
はじめに
HTML5!なんでも出来る!みたいな話がありますが、ゲームパッド(ジョイスティック)対応もなしに何言ってるの君?と思ってたのですが、GamePad APIがきちんとありました。
こちらを見れば概要と動作確認が出来ます。
が、コレがすんなり使える状況では無かったのでまとめをしときます。2013/02/02現在。
対応ブラウザ
- Google Chrome(最近のは対応してます)
- FirefoxのGamePad API対応のスペシャルビルド
対応ゲームパッド
対応ゲームパッドがなんとOSによって違います
- Windows(Windows7で検証)
- XInput準拠のゲームパッド
- Xbox 360 コントローラー など極一部のみ対応
- XInput準拠のゲームパッド
- OS X(10.8.2で検証)
- USB接続のXInput対応より前のゲームパッド
- かなり最近のパッド以外は基本的にこちらです
- iBUFFALO USBゲームパッド 8ボタン スーパーファミコン風 グレー BSGP801GY など
- 普通のゲームパッドなら大体OKだと思われます
- USB接続のXInput対応より前のゲームパッド
入力IF・ボタン数のちがい
アナログスティックのあるなし、ボタン数の違いはもちろん、十字キーがボタン(buttons)で来るパッドとアナログ入力(axes)で来るパッドがあります。
その他
パッドの2本同時接続が可能なことは確認済みです。 マルチプレイヤーゲームが作れるのはパッド対応の大きなメリットですね。
まとめ
Chromeを使ってて、Windowsの人はXInput対応、Macの人は普通のゲームパッドがあれば利用出来る。ということになります。。
Windows上で持ってる人が少ないと思われるXInputのパッドを要求するのが痛い。 キーコンフィグも作らないと実際のゲームで運用するのは無理。と、現状、簡単・便利に〜という状況にはありません。ですがゲームパッドは人類にとって必要なデバイスなので力強く後押ししていきたいと思います。